愛媛県今治市は、古くから造船業や海運事業が盛んなことで知られています。
大学や専門学校のなかにはこうした環境を活かした学校が数多く点在しており、進学先をどこに決めようか悩む方も少なくありません。
今回は愛媛県今治市に数多くある大学のなかから「国立波方海上技術短期大学校」に焦点をあててご紹介しますので、進学先選びの参考にしてみてください。
愛媛県今治市にある国立波方海上技術短期大学校の概要
国立波方海上技術短期大学校は愛媛県今治市にある、船舶の運航に関するスキルと知識が学べる短期大学です。
船の運航に欠かせない船員の養成学校であり、船員の資質向上・安全かつ安定的な海上輸送を実現することを目的としています。
沿革は1968年に栗島海員学校波方分校として設置され、1974年に独立、2001年に所轄が国土交通省に移され、2006年に独立行政法人海技教育機構の所管となりました。
在学生の約8割は高校を卒業した現役入学者で、約2割は19歳以上の既卒者です。
卒業生は国内航路の貨物船、客船、タグボートの乗組員として活躍しています。
直近3年の就職率も99.6%と高く、将来的に船にまつわる仕事に就きたいと考えているなら進学をおすすめする学校のひとつです。
●所在地:愛媛県今治市波方町波方甲1634-1
●アクセス方法:予讃線「今治」駅から、せとうちバスに乗車して「玉生八幡神社前」バス停より徒歩5分
愛媛県今治市にある国立波方海上技術短期大学校の特徴
愛媛県今治市といえば日本でもっとも大きい海事産業が集まる海事都市であり、海の難所として知られる三大急潮のひとつ「来島海峡」があります。
国立波方海上技術短期大学校もこの来島海峡を演習場所にしているため、より実践的かつ効果的な海上実習を多く経験できます。
カリキュラムは内航船舶職員として働くことを想定した内容です。
卒業時には四級海技士(航海士)や内燃機関四級海技士(機関士)として働くのに必要な海技士国家試験が突破できるような、知識とスキルが身に付きます。
さらに、実習は大型練習船にて3か月の訓練を計3回おこないます。
9か月もの期間、海上で生活しながら学びを深めることで船員としての慣海性や行動習慣が身に付くでしょう。
また、就職サポートとして一般的な大学でいうところのインターンシップ(内航船乗船体験)や合同企業説明会(海技術セミナー)にも力を入れています。
在学中から船舶運航の実務に対する理解を深め、業界団体との意見交換を目の当たりにすることで働いてからのギャップを少なくしています。
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まとめ
国立波方海上技術短期大学校は2年間で内航船舶の船員として活躍できるスキルと知識を身に付けられる短期大学です。
男子は基本的に寮に入り、海上生活において欠かせないコミュニケーション能力や協調性を養います。
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