「今治タオル」の産地としても有名な愛媛県今治市は、美しい瀬戸内海の景色を臨むことができる街。
今治市を代表する施設としては、瀬戸内しまなみ海道・タオル美術館・今治城・などが有名ですが、実は訪れてみたい美術館や博物館がほかにもたくさんあるのをご存じでしょうか。
今回は、今治市で地元の方や観光客まで幅広い層が楽しめる3つの施設をご紹介していきます。
今治市で美術館・博物館巡り!①「村上海賊ミュージアム」
今治市の「村上海賊ミュージアム」は、「日本最大の海賊」とも呼ばれる村上海賊の軌跡をたどることができる個性的な美術館です。
村上海賊は、海賊のイメージを覆すような多くの逸話を持つ海賊。
芸予諸島の島々を拠点に、激動の戦国時代を駆け抜けた海賊の小型船を復元した「小早船」・遺物・古文書などから、当時の様子や海賊の暮らしなどを知ることができます。
村上海賊ミュージアム
●所在地:愛媛県今治市宮窪町宮窪1285
今治市で美術館・博物館巡り!②「ところミュージアム第三島」
今治市を誇る現代アートミュージアム「ところミュージアム第三島」は、世界的にも有名なノエ・カッツ、トム・ウェッセルマン、ジャコモ・マンズー、林範親、深井隆などのアート作品を展示している美術館。
絵画のみの美術館とは違い彫刻などの立体的な作品も多いため、子どもから大人まで幅広い年齢の方におすすめです。
また、オープンテラスからは唯一無二の瀬戸内海の多島美を眺めることができるという楽しみも見逃せません。
ところミュージアム第三島
●所在地:愛媛県大三島町浦戸2362-3
今治市で美術館・博物館巡り!③「大山祇神社海事博物館(葉山記念館)」
今治市でも人気があるのが、瀬戸内しまなみ海道の島めぐり。
「大山祇神社海事博物館(葉山記念館)」は、大山祇神社があることから、芸予諸島の中でも「神の島」として知られる大三島に位置する博物館です。
大山祇神社海事博物館は、昭和天皇によりおこなわれた海洋生物研究のための御採取船「葉山丸」を保存するために、1968年に開館しました。
昭和天皇の御著書、瀬戸内の動植物の標本などが多数展示されています。
大山祇神社海事博物館(葉山記念館)
●所在地:愛媛県大三島町宮浦3327