かかりつけ医で対応できない急を要する病態や重篤な症状があった場合に、高度な医療で地域医療を支えるのが中核病院です。
今治市の中核病院といえば「済生会今治病院」があります。
今回は救急医療や高度で先進的な技術を持ち、地域がん診療拠点病院として地域医療を支え続けている「済生会今治病院」をご紹介します。
今治市にある「済生会今治病院」の概要
「済生会今治病院」は明治44年明治天皇の勅語にて内閣総理大臣であった桂太郎を会長に創立しました。
戦後も着々と病床数を増やし、診療科目も内科・外科・循環器内科・消化器内科など現在14科目と多岐にわたり、連携の取れた万全の体勢での治療が受けられます。
このように着々と発展する病院の概要ですが、「済生会今治病院」創立当初の医療を受けられず困窮する人々を救うとの理念はその沿革の節々に見られます。
中規模都市の人口を支える救急医療体制や、近年増加してきた生活習慣病に対応するため県下有数の人工透析の設備を整えてきました。
保健予防活動として、瀬戸内海巡回診療船「済生丸」による院外検診の実施や、健康センターの開設などもおこなっています。
地域の状況に沿った医療の改革が「済生会今治病院」の概要に見られるのです。
●所在地:愛媛県今治市喜田村7丁目1-6
●診療時間:「月~金」8:00~12:00、「土曜日」8:00~11:00
●休診日:第2・4土曜日、日曜日、祝日
●アクセス方法:予讃線「伊予富田」より徒歩約20分
今治市にある「済生会今治病院」の特徴
「済生会今治病院」の特徴としては、済生の精神に基づいた事業展開があります。
その特徴が表れているのが無料低額診療事業の積極的な導入です。
無料低額診療事業とは、生活が困窮されている方の医療費の一部またはすべてを免除し、安心して医療を受けられるための制度です。
また地域に根付いた医療を目指し病院ボランティアによる活動も盛んです。
病院ボランティアとは、地域住民の方々が患者様の院内誘導、散歩などの付き添い、お話し相手として活躍します。
一方、地域がん診療拠点病院としての活躍も目覚ましく、高度な外科手術、経験と知識を生かした化学療法や放射線療法で患者様を支えているのです。
終末期のみならず、患者様のQOLやご家族を支える緩和ケアも充実しています。
「済生会今治病院」の特徴は地域に根付き、困難な方に寄り添う温かな医療と、病院関係者が日々研鑽し、日進月歩の技術で患者様を支える体制にあります。
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まとめ
今治市にある「済生会今治病院」は中核病院として、地域医療を担う頼もしい病院です。
創立以来の困難な方々に医療をという理念は今も病院運営の根幹にあり、地域の状況に沿った歩みがあります。
またがん診療拠点病院など先進医療も受けられる高度な医療技術も兼ね備えています。
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