賃貸物件を探す際は、防犯機能に重点を置く方が少なくありません。
とくに、一人暮らしをされる場合、防犯設備の有無は気になるところでしょう。
本記事では、一人暮らしの方がオートロック付きの賃貸物件に住む重要性やオートロック付き賃貸物件のデメリット、オートロックの種類について解説します。
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一人暮らしの方がオートロック付きの賃貸物件に住む重要性
一人暮らし用の賃貸物件を探す際は、セキュリティ面が気になるところでしょう。
オートロック付きの賃貸物件に住むメリットは、以下のとおりです。
①不審者が侵入しにくい
オートロックの最大のメリットは、不審者の侵入を阻止しやすくなることです。
エントランスから部屋まで行くには、鍵や入居者の承認が必要となるため、オートロックがない賃貸物件に比べると、不審者が建物内に侵入するまでの障壁が増えます。
しかし、他の入居者が建物に入る際に、不審者が同時に侵入する「テールゲーティング」のリスクも存在します。
エントランスでの確認を怠らず、不審な行動を見かけた場合には、すぐに管理者や警察に報告することが、安全を確保するうえで重要です。
②訪問営業を断りやすい
一人暮らしをする際、自宅でのプライバシーと安心感を確保することは重要です。
オートロック付きの賃貸物件を選ぶと、セールスや勧誘などの不意の訪問者に対処する必要が大幅に減少します。
オートロックがない賃貸物件では、セールスや勧誘目的の方が直接玄関前まで来ることがあり、しばしば不快な思いをしたり、長時間にわたる対応をしたりすることもあるでしょう。
しかし、オートロック付きの賃貸物件に住むと、エントランスでこれらの訪問者をはじめから阻止できるため、直接的な対面を避けることが可能になります。
③入居者や管理の質が良い
オートロック付きの賃貸物件を選ぶ際、入居者の質と共有スペースの管理は重要な要素です。
オートロック付きの賃貸物件は、防犯意識の高い方々が住むことが多いです。
たとえば、子育て中のファミリーや一人暮らしをする女性などが挙げられます。
一般的にマナーやモラルを重んじる傾向があり、その結果、入居者間のトラブルが発生する可能性が低くなります。
また、オートロックシステムが導入されている賃貸物件では、管理の質が高いことも一般的です。
たとえば、エントランスに管理人が常駐していることが多く、建物全体のメンテナンスが定期的におこなわれることが多いです。
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オートロック付きの賃貸物件に住むデメリットとは?
オートロック付きの賃貸物件に住む際は、多くのメリットが存在する一方で、以下のデメリットにも留意する必要があります。
①家賃の高さ
オートロックシステムを備えた賃貸物件は、防犯設備の充実が魅力ですが、その分家賃が高く設定される傾向にあります。
安全性を重視する入居希望者が多く存在するため、市場において高い需要があるからです。
とくに、駅近の立地や新築、築浅の物件では、さらに家賃が高めに設定されることが一般的です。
高い家賃設定は、防犯面での安心を求める入居者にとっては納得のいく部分かもしれませんが、予算に限りのある方々にとっては、大きな負担となる可能性があります。
家賃を抑えつつオートロック付きの賃貸物件を求める場合は、駅からやや離れたエリアを選ぶ、築年数が多少古い物件を考慮するなど、条件を柔軟に設定することが求められます。
②締め出される
オートロック付きの賃貸物件では、鍵を部屋に忘れた場合、建物のエントランスはもちろん、自室への入室も困難になる点がデメリットです。
外出先から帰宅した際に鍵を持っていないと、エントランスのドアが自動で施錠されているため、建物内に入ることができません。
このような締め出しの事態が発生した場合、物件の管理人や管理会社に連絡を取り、対応を求める必要があります。
管理者が迅速に対応してくれる体制が整っているかどうかは、物件選びの際に確認しておくべきポイントです。
また、非常時の連絡手段をあらかじめ把握し、必要に応じてスペアキーを信頼できる方に預けておくなどの対策も検討する価値があります。
③郵便物を受け取る際に手間がかかる
オートロック付きの賃貸物件は、防犯対策としてメリットがありますが、日常生活の便利さに影響を与えるデメリットも存在します。
その1つが、郵便物の受け取りに関する手間です。
オートロックシステムを採用している賃貸物件の場合、郵便受けがエントランスの共有スペースに設置されているのが一般的です。
セキュリティを向上させるための措置ではありますが、入居者が自身の郵便物を受け取るためには、エントランスまで下りて行く必要があります。
とくに、上層階にお住まいの場合や、忙しい日常を送るなかで何度も出入りする必要が生じると手間に感じられるでしょう。
また、郵便物を受け取りに行く頻度が低く、受け取りが遅れると、郵便物が溜まっていることが外部から見えてしまう場合があります。
長期間にわたると「長期間留守にしている」と判断され、犯罪の対象になるリスクも高まります。
したがって、オートロック付きの賃貸物件に住む際は、日常的に郵便受けを確認し、郵便物は迅速に取りに行くのが良いでしょう。
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住む前に要チェック!賃貸物件に備え付けのオートロックの種類
賃貸物件に付いているオートロックは、以下の4種類のタイプがあります。
①集合タイプ
集合タイプのオートロックは、エントランスの解錠に個別の鍵が使用されるシステムです。
集合タイプでは、入居者が持つ鍵1つで、自室だけでなく建物のエントランスドアの解錠も可能となります。
賃貸物件のほか、多くの住宅やビルで採用されているため、もっとも一般的でありなじみ深い種類です。
1つの鍵で複数の扉を解錠できるため、鍵の持ち運びが少なくて済み、日常的な使用が容易な点がメリットです。
一方で、鍵の複製が比較的容易におこなわれる点がデメリットになります。
そのため、集合タイプのオートロックを採用している賃貸物件を選ぶ際には、他のセキュリティ対策(監視カメラの設置、セキュリティスタッフの配置など)を確認することが大切です。
②カードキータイプ
カードキータイプのオートロックは、磁気情報やICチップが組み込まれたカードを使用してアクセスを制御するシステムです。
このカードを専用のリーダーにかざして扉を開け閉めします。
カードキータイプは、物理的な鍵と比較して複製が困難な点がメリットです。
また、特定のカードに対するアクセス権限を個別に設定できるため、セキュリティが高いとされています。
カードは小さく、軽量で持ち運びやすいため、利用者にとっては便利です。
ただし、カードキータイプは、他の磁気カードや電磁気的な干渉源と重ねて保管するとカードが故障する可能性があります。
③暗証番号タイプ
暗証番号タイプは、エントランスに設置されたキーパッドに暗証番号を入力して解錠する方式です。
物理的な鍵やカードを持ち歩く必要がないため、手ぶらで出入りが可能な点がメリットです。
一方で、エントランスで暗証番号を入力する際に、他人に番号が盗み見されるリスクがあります。
④指紋認証タイプ
指紋認証は、入居者の指紋を事前に登録し、エントランスに設置されたセンサーで認証をおこなうことで解錠するタイプです。
物理的な鍵やカード、暗証番号を必要とせず、手ぶらで簡単に出入りできます。
一方、高度な技術を用いるため、システムの導入コストが高い点がデメリットです。
指の汚れや手荒れなどが原因で、センサーが指紋を正確に読み取れない場合がある点もデメリットです。
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まとめ
オートロック付きの賃貸物件に住むと、セールスを断りやすく、不審者が侵入しにくいというメリットがあります。
一方、家賃が高く、鍵を忘れると建物内に入れないことや1階まで郵便物を取りに行く手間がデメリットになります。
オートロックの種類によってもメリットとデメリットがあるため、しっかり比較検討するのが良いでしょう。
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