賃貸物件を探していると、洗濯機置き場が室外に設置されている物件を見かけることがあるのではないでしょうか。
室外が良いのか、室内が良いのか迷ったときは、それぞれのメリットやデメリットなどを把握してから判断するのがおすすめです。
そこで、洗濯機置き場が室外にある物件のメリット・デメリット、向いている方について解説します。
賃貸物件をご検討中の方で、室内と室外のどちらが良いか迷っている方は、ぜひ参考になさってください。
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洗濯機置き場が室外にある賃貸物件のメリットとは？
室内ではなく室外に洗濯機置き場がある場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
まずは、洗濯機置き場が室外にある賃貸物件のメリットから見ていきましょう。
おもなメリットは以下の4つが挙げられます。
メリット①音が気にならない
1つ目のメリットは、音が気にならないことです。
室内に洗濯機があれば、洗濯中に洗濯機の音がどうしても響きます。
しかし、室外にあれば友人などが遊びに来ていても気にせずに洗濯することができるでしょう。
洗濯機の音が気になって集中できないといった場合も、室外に設置しておけば安心です。
メリット②水漏れしても被害が少ない
2つ目のメリットは、水漏れしても室内よりも被害が少ないことです。
洗濯機は、初期設置を誤ったり排水口が詰まったりすると、水漏れが起きることがあります。
室内に洗濯機があれば、水漏れすると部屋中が水浸しになったり、下の階の部屋に水漏れしたりする可能性も少なからずあります。
そうなれば、それが原因で大きなトラブルに発展してしまい、場合によっては後々住みづらくなることも考えられるでしょう。
また、洗濯機のトラブルにより下の階の部屋に被害が出てしまうと、家財道具を弁償しなければならないケースもあります。
一方で、室外に設置されていれば、水漏れをしても被害が最小限に抑えられ、深刻な事態を招くリスクは減るでしょう。
メリット③部屋が広く使える
3つ目のメリットは、洗濯機置き場がない分、部屋が広く使えることです。
専有面積が同じ部屋でも、洗濯機置き場が室内にあるよりも室外にあったほうが、自由に使えるスペースが増えます。
洗濯機置き場がない分広いスペースを確保できるため、見方によってはお得に感じるでしょう。
メリット④家賃が安いこと多い
4つ目のメリットは、家賃が安いことです。
洗濯機置き場が室外にある物件は、築年数が経過している物件か、もしくは家賃が低めに設定されています。
家賃をできるだけ抑えたいという場合には、洗濯機置き場が室外にある物件を選択するのも1つの方法といえるでしょう。
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洗濯機置き場が室外にある賃貸物件のデメリットとは？
洗濯機置き場が室外にあることは、メリットだけでなくデメリットも存在します。
賃貸物件を探す際は、メリットのみで判断せずに、デメリットもしっかり理解してから契約することが大切です。
ここからは、洗濯機置き場が室外にある賃貸物件のデメリットから見ていきましょう。
おもなデメリットは以下の3つが挙げられます。
デメリット①洗濯するごとに外に出る必要がある
1つ目のデメリットは、洗濯するごとに、外に出ないといけないことです。
春や秋などの比較的過ごしやすい季節であれば、外に出て洗濯することに苦痛を感じることは少ないでしょう。
しかし、夏は暑く冬は寒いと、洗濯することがだんだん億劫になってしまい、洗濯物がたまってしまう可能性もあるでしょう。
デメリット②洗濯機が汚れやすい
2つ目のデメリットは、洗濯機が汚れやすく劣化しやすいことです。
室外に洗濯機を置くと、虫が付いたり、砂が付いたり汚れが付きやすい状態になっています。
また、毎日直射日光を浴びると、プラスチック部分のふたが劣化し、洗濯機の寿命が縮んでしまいます。
場合によっては、洗濯しようと思って蓋を開けると、割れてしまった、といったケースも少なくありません。
また、雨や温度変化によっても劣化しやすいため、故障するリスクが高まる点がデメリットといえます。
ただし、ホームセンターなどで購入できる洗濯機カバーを使用することで、経年劣化を防ぐことも可能です。
デメリット③盗難のリスクがある
3つ目のデメリットは、盗難のリスクがあることです。
洗濯機置き場が室外にある場合は、ほとんどがバルコニーや玄関脇の外廊下に設置されています。
そのため、盗難のリスクがある点に注意しなければなりません。
また、仮に盗難されない場合でも、洗濯機のなかをのぞき見されたり、触られたりする可能性もあります。
同じ住民の方はもちろん、そうでない方も出入りする可能性があるため、注意しましょう。
とくに、女性の場合は被害に遭いやすいため、このようなリスクを理解したうえで賃貸物件を探す必要があるでしょう。
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洗濯機置き場が室外の賃貸物件に向いている方の特徴とは？
メリットとデメリットがわかったところで、洗濯機置き場が室外にある賃貸物件が向いている方とはどのような方なのでしょうか。
ここでは、室外に洗濯機置き場がある賃貸物件が向いている方の特徴を解説します。
向いている方のおもな特徴は、以下のとおりです。
●家賃を抑えたい場合
●室内での作業に専念したい場合
●屋内のスペースを広く使いたい場合
室外のほうが向いている方の特徴について、順番に見ていきましょう。
向いている方①家賃を抑えたい場合
前述のメリットでもご説明したように、洗濯機置き場が室外にある賃貸物件は、室内にある物件に比べて低めに家賃が設定されています。
一般的には、室外よりも室内に洗濯機置き場がある賃貸物件のほうが、人気が高い傾向にあります。
そのため、室外に洗濯機置き場がある賃貸物件は、家賃が安くなっているのです。
とにかく家賃を抑えたいという方は、家賃が低く設定されている室外に洗濯機置き場がある賃貸物件が向いているでしょう。
向いている方②室内での作業に専念したい場合
仕事や勉強など室内での作業に集中したいという方もおられるでしょう。
たとえば、在宅を中心に仕事をしている方や、資格試験や受験勉強のため静かな環境で勉強したいようなケースです。
このような室内での仕事や勉強に専念したいという場合は、室内に洗濯機置き場があるよりも室外のほうが向いているといえるでしょう。
室外であれば、窓や扉を閉めてしまえば室内まで音が響かないので、気にすることなく集中できます。
向いている方③屋内のスペースを広く使いたい場合
置きたい家具があるなど、屋内のスペースを広く使用したい場合も、洗濯機置き場は室外のほうが向いているといえます。
室内に洗濯機を置くスペースがない分、広く利用できるため、家具が多い方には適しているといえるでしょう。
一方で、汚れや洗濯機の汚れが気になるなど、メンテナンスなどに手間や費用をかけたくないという場合は、おすすめできません。
昨今は、洗濯機が高性能になった分、価格も高めです。
高性能な洗濯機を故障させたくない、長持ちさせたいと考える場合は、室外置きに不向きのため注意しましょう。
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まとめ
洗濯機置き場が室外にあれば、音が気にならなかったり、専有面積が広くなったりとメリットが得られますが、汚れやすいことや盗難などのリスクもある点がデメリットといえます。
ただし、洗濯機置き場が室外の賃貸物件は、家賃が低めに設定されており、価格を抑えたいという方には向いているでしょう。
また、仕事や勉強に集中したい、音が気になるといった方も、室内よりも室外に洗濯機置き場がある賃貸物件を選ぶのがおすすめです。
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