賃貸物件で一人暮らしをしている方のなかには、パートナーとの同棲を考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、大家さんや管理会社に無断で同居をすると、多くのリスクやデメリットを負うことになるため注意が必要です。
そこで、賃貸物件で無断同居が大家さんにばれるきっかけや、無断同居がなぜダメなのか、また発覚した際にどうなるかについて解説します。
一人暮らしで入居し、かつ同居をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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賃貸物件で無断同居がばれるきっかけとは?
賃貸物件で、内緒でパートナーと同居を始めても、大家さんや管理会社にばれないと思う方も多いでしょう。
しかし、さまざまなきっかけで、ばれる可能性が高いため注意が必要です。
ここでは、無断同居がばれるきっかけを解説します。
きっかけ①大家さんが管理会社が巡回したとき
大家さんや管理会社の担当者が賃貸物件を巡回したり訪問したりした際に、同居がばれることがあります。
賃貸物件に誰が入居しているかは、大家さんはもちろんのこと管理会社の担当者もある程度把握していることがほとんどです。
きっかけ②近隣住民からの苦情
近隣住民からの苦情によりばれてしまうケースも考えられます。
住んでいる人数が増えると、どうしても生活音が大きくなったり会話が増えたりします。
そうすれば近隣住民もおかしいと思い、大家さんや管理会社にクレームを入れることがあるのです。
とくに、独身用のワンルームや1Kの部屋の場合は、密告されてしまう可能性が高いでしょう。
きっかけ③郵便物や置き配
郵便物からはばれないと思う方も多いでしょう。
しかし、同居人の郵便物を投函する際は、誤って投函しないように管理会社などへ問い合わせることがあります。
大家さんや管理会社は、第三者を勝手に住ませていると判断し、ばれることがあります。
また、置き配をしているときに、たまたま賃貸物件に訪問してきた大家さんや管理会社の方が荷物を見てしまうといったケースも少なくありません。
ポストに入れる郵便よりも置き配のほうが、ばれてしまう可能性が高いでしょう。
きっかけ④水道代や電気代が上がる
水道代や電気代が上がり、ばれてしまうこともあります。
住んでいる方が1人から2人になると、多くの場合が水道代や電気代が上がってしまいます。
使用料が増加すると、水漏れや盗電の恐れがないか大家さんや管理会社に連絡が入る場合があるのです。
そのため、賃貸物件の契約者に確認され、ばれることがあります。
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賃貸物件での無断同居は必ずばれる?そもそもなぜダメなのか
前述したように、賃貸物件で無断で同居を始めることは、大家さんや管理会社にばれる可能性が高いといえるでしょう。
では、そもそもなぜ内緒で同居することはダメなのでしょうか。
ここでは、無断で同居がダメな理由を解説します。
理由①誰が住んでいるか把握する必要があるため
まず、1つ目の理由として挙げられるのが、大家さんは実際に誰が住んでいるか把握する必要があるからです。
仮に大家さんが入居者を把握していないと、住民同士でトラブルが発生した際や、何か事件に巻き込まれた際に対応できません。
そのため、大家さんは管理上の問題でも不可としているケースが多いようです。
理由②近隣トラブルになる可能性があるため
同居がダメな理由は、近隣トラブルに発展する可能性が高くなることも挙げられます。
1人暮らしと2人暮らしでは、生活音の大きさや量が違います。
1人暮らしであればそれほど気にならない音でも、人数が増えることで騒音と感じ不快に思う方もいるでしょう。
そうなれば、近隣住民と騒音トラブルに発展してしまう可能性があります。
1人暮らしに多い単身用の物件は、狭くても良いから静かに生活をしたいという方も多いです。
そのため、無断での同居は原則として認められません。
理由③部屋の劣化が加速するため
3つ目の理由は、部屋の劣化が加速してしまうからです。
1人で部屋を利用する場合と、2人で部屋を利用する場合では、劣化するスピードが大きく異なってきます。
たとえば、2人暮らしのほうがドアやフローリングなどの設備を利用する回数が増えるため、当然ながら設備の劣化が早まります。
このように同じ部屋であっても、2人で部屋を利用するほうが劣化するスピードが加速してしまう可能性が高いといえるでしょう。
そのため、大家さんや管理会社によっては、修繕費用を抑えるためにも単身用の賃貸物件に2人以上で住むことを不可としているケースもあります。
短期の泊りは大丈夫なケースが多いが半同棲は違反
無断同居は、原則として認められる行為ではありません。
しかし、1~2泊など短期の泊りであれば、認められるケースがほとんどです。
ただし、2人入居不可物件では、宿泊自体認めていられないケースもあるため注意が必要です。
また、同居以外にも半同棲も違反となる可能性が高いといえるでしょう。
半同棲は、多くのケースで週半分以上一緒に生活することになります。
そのため、近隣住民とトラブルになる可能性は同居のケースと変わりません。
したがって、とくに2人入居不可物件の場合は、宿泊も半同棲も避けるべきといえるでしょう。
契約書に、その旨も記載されているケースも多いため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
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賃貸物件で無断同居がばれるとどうなる?
無断同居がダメな理由はわかったものの、ばれないよう気をつければ大丈夫と考える方もおられるでしょう。
しかし、無断同居してしまうと、多くのリスクやデメリットが生じるため注意が必要です。
ここでは、無断同居がばれた際にどうなるのかを解説します。
退去を求められる
無断同居がばれてしまうと、契約違反または規約違反に該当する可能性があります。
そうなれば、契約解除となり退去を求められる可能性が高いでしょう。
退去は即日ということはないものの、決められた期間内に出ていかなければならなくなります。
また、場合によっては損害賠償を請求される可能性もあるため注意が必要です。
契約更新を拒否される
大家さんや管理会社から何度も警告を受けているにもかかわらず、そのまま同居を続けている場合は、次回の契約更新を拒否されることがあります。
仮に2人入居不可物件であった場合、明らかな契約違反です。
そのため、警告をしても改善が見られない場合は、契約更新はできないと考えておきましょう。
家賃が上がる
同居がばれてしまうと、家賃が上がるケースもあります。
単身用の場合は、それに見合った家賃が設定されています。
そのため、同居をした場合は、家賃が値上がりすることを条件としている賃貸物件も多いのです。
とくに、水道代が固定の賃貸物件の場合は、2人入居だと倍の金額となる可能性が高いでしょう。
同居人は火災保険が不適用
2人入居不可物件では、同居人は火災保険が不適用となるため注意が必要です。
火災保険は、一般的には賃貸契約を締結するときに加入します。
そのため、契約者のみが適用になります。
つまり、途中から同居した方は適用されず、火災でケガをした場合も保証の対象外となるため注意が必要です。
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まとめ
賃貸物件では、騒音トラブルや部屋の劣化問題から、無断で同居することは禁止されているケースがほとんどです。
また、内緒で同居をしても、大家さんや管理会社の巡回や近隣住民からの苦情によりばれてしまうケースが多いといえるでしょう。
発覚すると、契約違反として契約解除となり退去を求められたり、次回の更新を拒否されたりする可能性があるため注意しましょう。
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