今治市へのお引越しをご検討中の方は、地域の医療環境について気になるのではないでしょうか。
とくに、ご家族の健康管理や急な病気の際に、信頼できる総合病院があると安心かと思います。
そこで今回は、今治市にある「愛媛県立今治病院」について、概要や特徴をご紹介いたします。
「愛媛県立今治病院」の概要
愛媛県立今治病院は、今治市における公的中核病院として、地域の皆様に信頼される良質な医療を提供しています。
病床数は一般270床を備え、急性期医療を中心とした診療体制を整えており、地域の医療ニーズへの対応が的確です。
令和5年度の診療実績では、55,846人の入院患者と119,222人の外来患者を受け入れ、1日平均490.9人が診療を受けています。
基本方針は、「患者様の立場に立った医療の提供」「診療機能の充実と高度化」「医療機関との連携強化」「医療安全の確保」「健全経営の確保」の5つです。
地域医療に貢献するため、紹介受診重点医療機関としての役割を担い、かかりつけ医との連携を強化しながら、適切な診断と治療をおこなっています。
こうした取り組みを通じて、愛媛県立今治病院は、今治市の医療を支える重要な役割を果たしています。
●所在地:愛媛県今治市石井町4丁目5-5
●アクセス:今治駅から波止浜方面行きのバスに乗車約10分
「愛媛県立今治病院」の特徴について
愛媛県立今治病院は、災害医療の分野においても重要な役割を果たしており、災害派遣医療チーム(DMAT)の活動を積極的におこなっています。
令和6年に発生した能登半島地震では、当院のDMATチームが現地に派遣され、避難所での医療支援や病院支援に従事しました。
今後も、公的病院としての役割を果たしながら、災害医療の充実に取り組んでいく方針を掲げています。
また、地域医療の発展を目的として、今治地域の医療機関を対象とした災害医療従事者研修会を年3回開催しています。
研修では、多数傷病者受け入れのシミュレーションや、災害時の医療対応について実践的な訓練がおこなわれてるのも特徴です。
さらに、四国DMAT合同実働訓練では、自衛隊の患者搬送訓練やドクターヘリの運用訓練にも参加し、災害時の迅速な対応力を向上させています。
看護部では、「地域の皆様に信頼される良質な医療の提供」という理念のもと、患者様が安心して治療を受けられるよう努めている病院です。
救急医療や周産期医療を支えるため、外来から退院後の生活を見据えた看護を実践し、認定看護師を中心に医療の質の向上に取り組んでいます。
このように、愛媛県立今治病院は、地域医療と災害医療の両面において、地域社会に貢献する総合病院としての機能を果たしています。
まとめ
愛媛県立今治病院は、今治市の公的中核病院として急性期医療や周産期医療を提供し、地域の医療ニーズに応えています。
また、災害医療の分野にも力を入れ、DMAT活動や医療従事者の研修を通じて、地域医療の発展に貢献しています。
今治市へのお引越しをご検討中の方は、ぜひ愛媛県立今治病院の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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