これから1人暮らしを始める方にとって、部屋探しはその第一歩となる重要な工程ですよね。
とはいえ、部屋探しに慣れておらず、何に気を付けて進めればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、1人暮らしが初めてという方でも失敗しない部屋探しのコツや注意点、そして内覧時におさえておきたいポイントについてご紹介していきます。
失敗しない1人暮らしの部屋探し!コツは希望条件のリストアップ
1人暮らしの部屋探しで失敗しないコツは、不動産会社に行く前に、まず希望条件をリストアップしておくことです。
予算、希望エリア、広さはマストで考えておくべきですが、それ以外にも「職場から○分の距離」「スーパーの近く」「2階以上」といったプラスアルファの条件も挙げておきましょう。
ただし、当然ですが条件が多くなるほど対象物件は少なくなっていきます。
インターネットなどの物件検索サイトなどを参考に、たとえば「独立洗面台をあきらめれば予算内の物件の選択肢が広がるな」といったことや、「駅から徒歩15分まで範囲を広げると同じ予算でも広い部屋に住めるな」といった感覚を身に着けておくと、希望条件の優先順位をはっきりさせておくことができますよ。
ちなみに、家賃の予算は「手取り月収の3分の1以内」が妥当だといわれています。
これ以上の家賃にしてしまうと、冠婚葬祭といった突然の出費の際に困ることもあるので注意しましょう。
1人暮らしの部屋探しで失敗しないために!内覧は要点をおさえて効率よく
部屋探しをするうえで、実際に物件を訪れる「内覧」は非常に重要です。
なんとなくの印象だけで部屋を決めてしまうと、住み始めてから思わぬ不満ポイントが出てくることもあります。
内覧当日は、撮影用のカメラ(スマートフォンでも可)とメモを持参し、主に見取り図や物件資料だけではわからなかった要素を確認しましょう。
具体的には、下水の臭いが気にならないか、日当たりや風通しはいいか、道路や隣室からの音がどの程度聞こえるか、などです。
湿気でカビが生えていたり、結露のひどい場所がないかなども見ておきましょう。
持ち込む家具や家電のサイズがわかっている場合は、メジャーを持参してサイズ感を確認しておくとイメージとのミスマッチを防げます。
また、内覧時には物件内だけでなく、マンションのエントランスやゴミ置き場、自転車置き場の管理状況などもチェックしておきましょう。
さらに、通勤や通学で電車を使う場合は、実際に最寄りの駅から歩いてみて人通りや所要時間を把握しておくと安心です。
限られた時間のなかで効率よく部屋探しをするためにも、内覧でチェックしておくべきポイントはしっかりと頭に入れておきましょう。