ハザードマップは、水害や地震などの災害が起きたときに、どのエリアにどんな規模の影響が出るのかがわかるので、日ごろから目を通しておくと防災に役立てることができます。
ここでは今治市のハザードマップについて紹介していきましょう。
今治市のハザードマップを確認しよう!注意すべきはどこでどんな災害が起きた場合?
愛媛県今治市には、蒼社川やため池があるので、大雨が降ったときの洪水に特に注意が必要です。
たとえば、50年に1度と言われる大雨が降ることによって蒼社川が氾濫した場合、ハザードマップでは今治地区中部のほぼ全体に広く、浸水を意味する色が付けられています。
ハザードマップの黄色に塗られた地域は、0.5m未満、水色に塗られた地域は0.5mから3.0m未満、ピンクに塗られた地域は3.0m以上の深さまで水が上がってくることが分かります。
このようにハザードマップでは、災害がもたらす被害の規模を地図に塗られた色で予測することが可能です。
今治市のハザードマップで津波の危険性があるのはどこかチェックしよう
大きな地震が起きたときに心配なのが、津波による被害です。
今治市のハザードマップには、南海トラフを震源とする大きな地震が起きた場合に予想される津波の浸水域が示されています。
たとえば今治市には、地震が発生してからおよそ161分後に高さ1mの津波が到達することが想定されています。
津波は、8時間以上続くと考えられており油断は禁物です。
大地震によって津波が来ると考えられている地域は、今治地区、大西地区、菊間地区、吉海地区、宮窪地区、伯方地区、上浦地区、大三島地区、関前地区とされています。
詳しいエリアと津波の規模については、ハザードマップに掲載されています。
今治市のハザードマップで避難場所がどこかも把握しておこう
地震や津波、大雨などの災害が起きてから避難場所を探すのでは遅いため、普段から避難場所のチェックをしておくことが大切です。
今治市の公式サイト「防犯危機管理課」のページには、指定避難所と指定緊急避難所を掲載した「指定避難所一覧表」があります。
避難所とされている施設の名称や所在地、電話番号、収容人数までが記載されているので、自宅から近くにある避難所の詳細について前もって知っておくことができます。
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