一人暮らしを始めようとする際に、お部屋探しは今後の生活の快適さを左右する重要なポイントです。
ひとくくりに一人暮らし用の物件といっても、間取りによって種類があるため、事前に違いや特徴を把握しておきましょう。
この記事では、ワンルーム・1K・1DKの間取り別に特徴をご紹介いたしますので、お部屋探しのご参考になさってください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む
一人暮らしの間取りを比較~ワンルームの特徴
ワンルームとは、居室にキッチンが備え付けられているお部屋のことです。
この章では、まずワンルームの特徴をご紹介します。
安さ重視の間取り
ワンルームは、一人暮らし向けの間取りのなかで、家賃が安いのがなによりの特徴です。
バス・トイレを除いて室内がドアで仕切られておらず、居室とキッチンが同じところにあるため、部屋そのものは広くなっています。
ただし物件によっては、玄関から室内全体の様子が見えてしまう場合や、クローゼットなどの収納スペースがない場合もあります。
コンロが1つだったり、バス・トイレがユニットバスだったりする物件も少なくありません。
お部屋の面積の平均は13~20㎡で、居室が狭い場合には、その対策としてロフトがついている物件もあります。
ロフトがあればロフトを寝室代わりにして、居室をリビングとして使用するなどの暮らし方も可能です。
お部屋が狭かったり、建築コストが抑えられていたりするため、家賃を低く設定している物件が多い傾向があるのです。
周囲のものにすぐに手が届く
内見のときは広く感じられたお部屋でも、生活に必要な家具や家電を持ち込むと、狭く感じる場合もあるでしょう。
デメリットに感じられるかもしれませんが、見方を変えればワンルームは居室が狭い分コンパクトな暮らしができ、周囲のものにすぐ手が届くので便利です。
仕切りがないのでドアなどを気にせず、収納グッズを好きなように配置できます。
自分好みにお部屋をレイアウトしやすい点は、メリットといえるでしょう。
また、ロフトがあれば居住スペースが広くなるので、ある程度の家財があっても片付いた生活ができます。
ただし、もともとの面積が狭い物件が多いので、収納グッズの選び方やレイアウトに工夫が必要です。
自宅ではあまり動きたくない、のんびり過ごしたい方に向いている間取りといえます。
寝るためだけのお部屋でよい方におすすめ
学業やアルバイトで忙しい学生の方や、仕事で外にいる時間が長い社会人の方など、寝るためだけのお部屋でよい方におすすめです。
狭いと感じる場合でも、帰って寝るだけであれば不便に感じることは少ないでしょう。
お部屋の面積が狭いと、掃除する面積も少なくて済みます。
その一方で、自宅でしっかり自炊したい方には、ワンルームならではのデメリットがあります。
ワンルームではキッチンと居室が仕切られていないため、料理をするときに調理中のニオイが部屋中にこもり、寝具や衣類にニオイがつきやすい点です。
料理をしない方や苦手な方、キッチンをあまり使用しない方なら問題はないでしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む
一人暮らしの間取りを比較~1Kの特徴
1Kとは、居室1部屋と4.5畳未満のキッチンを組み合わせた間取りのことです。
次は、1Kの部屋の特徴をご紹介します。
ニオイ移りを防げる
1Kは、居室とキッチンの間に戸や扉などの仕切りが設けられており、空間が分かれている点が大きな特徴です。
ワンルームと異なり、1Kは居室が独立しているため、水回りや調理中のニオイや湿気を気にせず生活できます。
調理の際の湯気が室内にこもったり、ニオイが衣服に移ってしまったりする心配がありません。
料理をまめにおこなう自炊派の方は、ワンルームよりも1Kのほうが使い勝手が良いと感じられるでしょう。
バス・トイレを使用する際の音も間近に聞こえるわけではないので、友人や家族が訪れてきたときも、音漏れを気にせず気安く使えます。
また、居室とキッチンが仕切られているため、冷暖房の効率が良くなるメリットもあります。
宅配などに対応しやすい
1Kの間取りは玄関から居室の間に、キッチンやバス・トイレといった水回りの設備が、ひとまとまり配置されているのが一般的です。
居室の間に1部屋あるので、宅配などの急な来客があったときも、居室のドアを閉めてしまえば室内の様子を見られずに済みます。
とくに、寝室にあたるスペースは、他人に見られたくないと思う方も多いでしょう。
くつろげる空間と実用的な空間に分かれており、プライバシーをある程度守れる間取りになっています。
家賃も比較的手頃な物件が多く、一人暮らしのお部屋探しで、まず候補に挙がる人気の間取りです。
縦長タイプが一般的
1Kの間取りには、大きく分けて、縦長タイプ・ロフト付きタイプ・キッチン横付型があります。
なかでも多く見られるのが、縦長タイプです。
玄関とキッチンなどの水回りの設備がひとまとまりになっており、その奥にもう1つ部屋が配置されています。
縦長タイプの物件は数が多いため、複数の候補の中から選べる点はメリットです。
ただし、部屋の幅が狭いので、ベッドなどの大きな家具の配置に困るケースもあります。
ロフト付きタイプは、ある程度の収納スペースを確保できる点が魅力です。
ロフトへの昇り降りがしにくい物件もあるため、使い勝手を確認しておく必要があります。
キッチン横付型は1Kではあまり見られませんが、玄関からではなく部屋からキッチンにアクセスするタイプです。
落ち着いて調理できる点はメリットですが、キッチンとバス・トイレが離れているので、家事動線が長くなる傾向にあります。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む
一人暮らしの間取りを比較~1DKの特徴
1DKは、居室とダイニングキッチン(DK)の2部屋で構成される間取りです。
最後に、1DKの特徴をご紹介します。
キッチン部分を広く使える
1DKは、ワンルームや1Kと比較すると、キッチン部分が広いのが特徴です。
居室の面積は1Kとほぼ同じくらいですが、キッチンは1Kよりも広く、4.5~8畳未満とされています。
ダイニングキッチンはある程度の広さがあるので、食器棚やテーブルセットを設置できます。
そのため、しっかり自炊をする方や、インテリアにこだわりたい方におすすめの間取りです。
食事と寝室を分けられる
ワンルームや1Kの物件では、キッチンに十分なスペースがとれないため、居室部分に食事をするテーブルと寝具を配置しなくてはなりません。
ベッドのある部屋で食事をせざるを得ないのが一般的です。
その点、1DKであればダイニングキッチンに食事用のテーブルや他の家具を置けるので、居室に寝具を置いて、食事をする部屋と寝室を分けられます。
調理や食事をするのはダイニングキッチン、リラックスしたり睡眠をとったりするのは居室と、用途別に空間を二つに分けて生活できます。
配置を工夫すれば、小さなリビングを作れる場合もあるでしょう。
来客がある場合も、ダイニングキッチンのテーブルで対応できるので、プライベート空間である寝室を見られずに済みます。
調理家電をたくさん置ける
1DKはワンルームや1Kに比較してキッチンスペースが広いため、調理家電をたくさん置けるのも特徴の1つです。
シンクとコンロの間にゆとりがある物件であれば、炊飯器などの家電を置けます。
電子レンジや電気ケトルなどの調理家電を置くスペースも確保しやすいでしょう。
他の家電のサイズや省スペースを気にする必要がありません。
広さのわりに家賃がリーズナブルな間取りなため、毎日自炊する方やキッチンアイテムが多い学生、新社会人におすすめです。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
一人暮らしを始める方におすすめの間取りには、ワンルーム・1K・1DKがあります。
それぞれの間取りの主な違いは、キッチンとの仕切りの有無、キッチンの広さです。
生活スタイルに合わせて、使い勝手の良い間取りを選びましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む