賃貸物件に住んでいると、まれに電気が使えなくなるトラブルに見舞われることがあります。
原因がわからず復旧のめどが立たないと、生活に支障が出てしまい困ってしまうでしょう。
そこで今回は、賃貸物件でよくある電気トラブルの原因と対処法、電気トラブルが発生した場合オートロックはどうなるかについて解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件でよくある電気トラブルの原因
賃貸物件で電気がつかなくなるなどの電気トラブルが発生した場合、まずは原因を特定することが大切です。
原因①落雷や強風
よくある電気トラブルの原因として挙げられるのが、落雷や強風といった自然災害の発生です。
こうした自然災害の発生により送電線や発電所に異常が生じ、地域一帯が停電することがあります。
自宅で停電が発生した場合、外を見て近くの民家や信号のあかりがついていなければ、送電線や発電所の問題による地域一帯のトラブルだと判断できます。
また、自然災害以外に、工事が原因で賃貸物件を含む一帯が停電することも珍しくありません。
ただし、電気工事を実施する前には、あらかじめ書面などで停電が発生する日時を知らせてくれます。
地域一帯の停電が生じているならば、まずは電気工事などのお知らせが来ていなかったか確認してみましょう。
原因②賃貸物件の配線
自分の部屋を含む賃貸物件全体が停電しているものの、周辺の民家や信号は問題なく通電している場合、賃貸物件の建物に電気を引き込む配線のトラブルに原因があると考えられます。
賃貸物件の建物全体が停電していると、地域的な停電と勘違いしやすく、適切な対応がされず復旧が遅れやすいことが注意点です。
原因③電気を一度に使いすぎた
賃貸物件などでは、一度に使える電力に一定の制限が設けられています。
どのくらいの電力を使えるかは電力会社とのアンペア数契約によって差があり、一人暮らしだと20A、二人暮らしだと30A、三人以上では40A程度となるのが一般的です。
電子レンジ・エアコン・ドライヤーなどを同時に使うと、場合によっては制限を超えブレーカーが落ちてしまいます。
アンペア数の問題でブレーカーが落ちる場合、賃貸物件のなかでも自分の部屋だけが停電することが特徴です。
原因④漏電の発生
賃貸物件でとくに気を付けたい電気トラブルの原因が、漏電です。
漏電とは、電気が本来のとおり道から漏れてしまうことを意味し、電気機器の故障や水漏れなどによって発生する電気トラブルです。
一般的な賃貸物件でこの漏電が検知されると、漏電ブレーカーがオフになり電力供給がストップします。
漏電による停電か判断するには、漏電ブレーカーを確認する必要があります。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件における電気トラブルの対処法
賃貸物件では、さまざまな原因で電気トラブルが発生することがあります。
正しい対処法をチェックして、万が一のトラブルに備えましょう。
対処法①電力会社による復旧作業を待つ
電気トラブルが落雷や強風などの自然災害によるものであれば、電力会社の復旧作業を待ちましょう。
電力会社によってはホームページで停電情報や復旧情報を提供している場合がありますので、状況を確認してみてください。
ただし、自然災害による電気トラブルの復旧は、その内容や規模によって復旧までにかかる時間に差があります。
トラブルが1か所であればすぐに復旧しますが、台風などトラブルが広域におよぶ場合は、数日から数週間かかるかもしれません。
対処法②管理会社に連絡する
電気トラブルが賃貸物件の建物全体で発生している場合、管理人に連絡しましょう。
地域停電ではなく賃貸物件の建物だけの停電であり、自分の部屋だけでなく建物全体の停電だと判明したら、建物を管理する管理会社または大家さんによる対応が必要です。
多くの場合は引き込み線など配線トラブルが原因ですので、管理会社や大家さんから専門業者を手配し、資格を持つ担当者によって復旧作業がおこなわれます。
対処法③ブレーカーを戻す
電気トラブルが自分の居室のみで発生している場合、まずはブレーカーを戻してみてください。
使用電力が契約アンペア数をオーバーし停電が発生してしまうとブレーカーが落ちるので、ブレーカーを戻して電力の供給を再開させましょう。
ただし、ブレーカーを戻す前には、使いすぎている電気機器をオフにするか、コンセントを抜く必要があります。
対処法④管理人に相談する
電気トラブルの原因が漏電の場合、管理人に相談することが大切です。
漏電が発生してしまうと漏電ブレーカーがオフになりますが、これを安易にオンにすることは避けましょう。
そもそもの電気トラブルの原因である漏電を解決しないまま通電を再開してしまうと、火災など大きな事故が発生するリスクがあります。
まずは、停電状態のまま管理会社や大家さんに連絡し、今後の対応について相談してください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件で電気トラブルが発生した場合のオートロック利用
防犯対策に力を入れている賃貸物件のなかには、オートロックを導入しているものがあります。
電気トラブルが発生した場合、オートロックは使えるかどうかをチェックしておきましょう。
停電時にオートロックは使える?
電気トラブルにより停電が発生した場合、オートロックは通常どおり作動しなくなるのが一般的です。
オートロックが停電で使えなくなるのは、オートロックのシステムの作動に電力が必要になるためです。
賃貸物件で停電が発生した後は、建物への出入りができなくなると不安を感じるかもしれません。
実は、賃貸物件のオートロックは、こうした停電によるトラブルを考慮した設計になっており、停電と同時に一定の動作をおこないます。
この動作にはいくつかの種類がありますので、オートロックがある賃貸物件にお住まいならば、停電時にどのような動作をおこなうか確認することが大切です。
停電時のオートロック動作①解錠
賃貸物件で電気トラブルによる停電が発生した場合、オートロックのシステムは主に3種類いずれかの動作をおこないます。
1つ目の動作は、停電と同時に解錠するものです。
停電後にロックは解錠されてもドアは自動で開かないため、手動でドアを開けることになります。
このタイプのオートロックでは、停電によりなかに入れなくなるトラブルが起こらないことが特徴です。
ただし、停電のあいだ施錠されない状態が続くことは、このタイプのオートロックの注意点といえます。
停電時のオートロック動作②施錠
停電時のオートロック動作の2つ目に挙げられるのが、停電と同時に施錠されるものです。
停電発生と同時にオートロックが施錠状態となり、自由な出入りが制限されます。
ただし、建物内から外に出たい場合は、サムターンやハンドルを回せばロックが解除されます。
一方で、建物の外からなかに入るには、鍵が必要になりです。
この鍵について、解錠に電力を必要とするタイプのICタグなどは、停電が復旧するまで使用できません。
停電時にバックアップ電池が使えるオートロックであれば、ICタグなどの鍵を使用できます。
停電時のオートロック動作③直前の状態が保持される
停電時のオートロック動作の3つ目が、停電直前の動作を保持するものです。
このタイプのオートロックは、扉が開き切る前に停電が発生した場合、その途中の状態で動作が止まります。
施錠状態で停電になった場合には、建物内に入るために鍵が必要になります。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
賃貸物件でよくある電気トラブルの原因には、自然災害・電気の使いすぎ・漏電などがあります。
停電発生後には、電力会社の復旧を待つことやブレーカーを戻すことなどが、正しい対処法です。
電気トラブルによる停電が発生した場合のオートロックの使い方もチェックして、万が一のトラブルに備えましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
今治市の賃貸物件一覧へ進む