賃貸物件で何階に住むかは、住みやすさを左右するひとつの要素です。
賃貸物件の1階を嫌がる方もいますが、実はメリットもあるため、自分のニーズに合わせて比較検討すると良いでしょう。
そこで今回は、賃貸物件の1階に住むメリット・デメリットや防犯・虫対策について解説します。
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賃貸物件の1階に住むメリット
賃貸物件を探すにあたって、2階以上を条件に挙げる方はいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は1階にもメリットがあることは見過ごされがちです。
ここでは、以下の4つのメリットを解説します。
階下への騒音を気にしなくて良い
騒音トラブルになることの多い生活音は、足音や椅子を引く音など、床から発生する場合が多いです。
階下に部屋がない1階では、騒音を気にしなくて良いメリットがあります。
とくに元気に走り回ってしまう子どもがいるご家庭は、1階に住むことを検討できるかもしれません。
移動が快適
1階は階段やエレベーターを使う必要がないため、外への移動が快適です。
住人が多い大規模マンションでは、朝の時間帯に出勤・通学ラッシュが起こり、エレベーターを待たなければいけない状況が生じます。
外に出てから忘れ物に気付いた場合、また部屋に戻ることも日常のストレスになります。
一方、1階なら部屋への出入りがスムーズです。
大きな物を購入した場合や引っ越しの荷物の搬入も、1階なら労力が少なくて済みます。
また、災害時に階段やエレベーターを使わずにすぐ外に出られる安心感もメリットといえるでしょう。
家賃が安い場合がある
集合住宅では、階数の高い部屋の人気が高い傾向があります。
そのため、同じ間取りでも1階の家賃は安く設定されているケースが多いです。
階数が違うだけでも数千円の違いが生じ、年間で計算すると大きな節約になる場合もあります。
また、すぐに借り手が決まってしまう2階以上の部屋と比べて、好みの間取りの空き物件が見つかりやすい点もメリットです。
庭付きの物件もある
賃貸物件によっては、1階が庭付きになっているところもあります。
使用方法は管理規約に従う必要がありますが、賃貸物件でもガーデニングや家庭菜園が楽しめるのは大きなメリットです。
小さな子どもがいる場合は、安心して遊べる屋外空間としても活用できるでしょう。
目隠しを工夫すれば、自分だけのプライベート空間を屋外に持てます。
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賃貸物件の1階に住むデメリット
賃貸物件の1階に住むことには意外なメリットがある一方で、デメリットも存在するのは事実です。
ここでは、以下の4つのデメリットを解説します。
防犯面の不安がある
1階は道路に面しているため、覗きや侵入などの被害に遭いやすいデメリットがあります。
とくに女性の1人暮らしの場合は、防犯対策に十分注意する必要があるでしょう。
1階に住む場合は、庭や窓が面している通りの環境についてもよく検討することをおすすめします。
また、洗濯物の干し方についても工夫が必要です。
ベランダや窓の位置によっては外から洗濯物が丸見えになってしまうため、室内干しにせざるを得ないケースもあるかもしれません。
虫が入りやすい
1階は上階に比べると地面に近いため、室内に虫が入ってくるデメリットがあります。
湿気がこもりやすい立地では、とくに虫が繁殖しやすく、侵入の可能性が高まります。
外から室内に侵入することが多い虫は、蚊やゴキブリ、コバエなどです。
虫が苦手な方は、1階を避けたほうが無難かもしれません。
日当たりが悪い場合がある
1階の部屋の日当たりは、周囲の建物の影響を受けやすい特徴があります。
住宅が密集しているエリアでは、周囲の建物に遮られて太陽光が入ってこないデメリットがあるかもしれません。
冬はとくに太陽光の角度が低く、室内に入りにくくなります。
日当たりが悪いと室内が寒くなり、暖房費の出費も増えやすくなるでしょう。
日当たりの悪さによって湿気が溜まりやすくなる点もデメリットになり得ます。
湿気によりカビが生えて家具を傷めたり、健康問題が生じたりする恐れがあります。
1階の部屋を選ぶ場合は、年間を通して太陽光が入るかどうかを確認することが大切です。
外からの音が気になりやすい
1階では、上階よりも外からの音が聞こえやすいです。
通行人の話し声や子どもが遊んでいる声など、人通りが多い場所ではさまざまな音が聞こえてきます。
大通が近い場合は、車やバイクのエンジン音なども気になるかもしれません。
音に敏感な方の場合、日常的な騒音が大きなストレスとなる点もデメリットのひとつです。
1階に住む場合、立地環境から騒音の可能性を検討することは大切です。
また、部屋の防音性能にも注目して選ぶと良いでしょう。
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賃貸物件の1階に住む場合の防犯・虫対策
賃貸物件の1階に住む場合のデメリットを軽減する対策として、ここでは防犯・虫対策を解説します。
防犯面のリスクが少ない物件を選ぶ
1階に住む場合は、セキュリティ設備に注目することがおすすめです。
具体的には、以下のような設備があると好ましいです。
●モニター付きインターホン
●防犯カメラ
●管理人常駐
●ホームセキュリティ
建物の造りをしっかり確認しておくことも大切です。
裏口や非常階段など、侵入経路となりやすい部分の施錠がしっかりおこなわれているか確認しましょう。
くわえて、周辺環境を確認することも大切です。
人目が多い環境では、空き巣などの被害が起こりにくくなります。
一方で、繁華街が近いと治安や騒音の問題も考えられるため、適度に人通りのある環境を選ぶと良いでしょう。
警視庁や自治体が発表している犯罪情報マップで、過去に犯罪が発生した場所を確認するのも良い方法です。
住み始めてからできる防犯対策
防犯のリスクが少ない物件を選ぶだけでなく、住み始めてから防犯対策を続けることも大切です。
基本的な対策として、戸締りは忘れずにおこないましょう。
ゴミ出しなどの少しの時間でも、必ず鍵を閉める習慣を付けるのが好ましいです。
賃貸物件でも活用できる防犯グッズは、数多くあります。
玄関・窓に付ける補助錠や窓用防犯ブザーなどを使用すると、外からの侵入のリスクを軽減できます。
1階で外からの視線が気になる場合は、プライバシー対策も重要です。
遮光効果のある厚手のカーテンを取り付けると、明かりによって室内の様子が見えるのを防げます。
1階に住む場合に大切な害虫対策
1階の物件に住むことが決まったら、害虫対策も忘れずにおこないましょう。
入居前に燻煙式の殺虫剤をたいておくと、害虫が家具に入り込むのを防げます。
害虫の経路になる可能性のある、ドアや壁の隙間や網戸の破れなどがある場合は、管理会社に連絡し補修してもらいましょう。
入居してからは、住まいを清潔に保ち、害虫が繁殖する環境を作らないことも大切です。
生ゴミは長期間放置せず、早めに室外に出すようにしましょう。
湿度の高い梅雨の時期は、意識的に換気をおこなってください。
徹底した害虫対策をすることは、快適な住まいの環境を作るとともに、原状回復費用を軽減できるメリットもあります。
賃貸物件に住むことは、室外に近い環境ゆえのデメリットもありますが、工夫次第でデメリットに対処できる可能性もあります。
メリット・デメリットを比較したうえで、1階の物件も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
賃貸物件の1階に住むメリットは、階下への騒音を気にしなくて良い点や家賃が比較的安い点などが挙げられます。
防犯面の不安がある点や虫が入りやすい点は、1階のデメリットです。
セキュリティ設備がしっかりしている物件を選ぶことや周辺環境をよく選ぶことなどは、防犯対策として役立ちます。
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