初めての一人暮らしを始めるにあたって、期待と同時にさまざまな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
家計管理や家事、防犯対策といった生活面の不安は、事前にポイントを押さえて軽減しましょう。
また、物件探しの進め方や引っ越しまでの流れを理解しておくことで、スムーズに新生活をスタートできます。
この記事では、一人暮らし初心者が抱えやすい悩みとその対処法、物件選びの手順についてご紹介します。
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初めて一人暮らしをする方が抱える悩みや不安
初めての一人暮らしは自由と責任が同時に訪れます。
特に金銭管理・家事負担・防犯対策の3つは、多くの方が最初につまずきやすいポイントです。
ここでは、代表的な不安と背景を整理します。
生活費や初期費用など金銭面の不安が大きい
毎月の家賃は手取りの約3分の1が上限とされ、手取り18万円なら目安は6万円です。
とはいえ、都市部では同条件でも生活費が圧迫される場合があります。
水道・光熱費、通信費、交通費が重なると想定以上に支出が増えるため、入居前に半年分の試算をしておくと安心です。
敷金・礼金・仲介手数料・引越し費用に家具家電の購入を加えた初期費用は家賃4〜5か月分が相場で40万〜60万円程度が目安です。
固定費と変動費を分けて管理し、食費や娯楽費に目標額を設けると家計が安定しやすくなるでしょう。
また、家計簿アプリの『Zaim』や『マネーフォワードME』でクレジット明細を自動取込すれば、月3,000〜5,000円の電気代や冬場のガス6,000円前後も一目で把握できます。
掃除や洗濯など家事の負担が増える
掃除・洗濯・炊事・ごみ出しなど、すべての家事を自分でこなす必要があります。
平日が忙しいと後回しになりがちですが、ほこりやカビは短期間で広がります。
とくに、キッチンや浴室など水回りは特に汚れやすいため、週末に30分だけでもまとめて掃除すると良いでしょう。
調理器具と食材を週末に下ごしらえしておけば、平日の自炊ハードルも下がります。
どうしても手が回らない場合は、定期清掃サービスをスポット利用するのも選択肢の1つです。
ロボット掃除機と浴室乾燥機を導入すれば、自動化家電の初期投資は必要ですが、掃除と洗濯干しにかかる時間を大きく削減できます。
さらに、乾燥機能付き洗濯機なら干す手間がゼロになり、室内干しによる湿気の心配も軽減します。
一人暮らしならではの防犯面への不安
女性に限らず、住まいのセキュリティは最優先事項です。
オートロックや防犯カメラ付き物件、ドアスコープ、補助錠の有無を確認し、窓の施錠やカーテンで室内を見えにくくすると安心感が高まります。
帰宅時はエントランスで不審者がいないか確認し、人通りと街灯が十分な道を選びましょう。
さらに、防犯ブザーや侵入検知アラームを後付けするだけでも抑止効果があります。
地域の犯罪発生件数を警察の公開データで調べておくと物件選びの参考になります。
たとえば、警視庁の『犯罪情報マップ』で侵入窃盗数を確認し、夜間の帰宅ルートを事前に検討すると安心です。
宅配便の受け取りは置き配を避け、コンビニ受取や宅配ボックスを利用すると不在時の盗難リスクを下げられます。
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初めて一人暮らしをする方が抱えるよくある悩みの解消方法
不安は「見える化」と「手順化」で大幅に減らせます。
以下では金銭管理・貯蓄・防犯に焦点を当て、具体策を紹介します。
家賃は収入に見合った物件を選んで調整する
家賃は毎月固定で出ていくため、他の支出を圧迫しない額に抑えることが大切です。
駅から遠い、築年数が古い、バス便利用など条件を少し緩めるだけで数千円下がるケースがあります。
また、リフォーム済み物件はコストを抑えつつ快適さを得られるので狙い目です。
さらに、5月〜7月のオフシーズンは競争が緩やかで家賃交渉がしやすい点も見逃せません。
急行停車駅を一駅外しただけで家賃相場が一割下がる例もあり、年間では10万円超の差になることがあります。
貯金は毎月の支出を見直して計画的に積み立てる
家計簿アプリで収支を可視化すると、無駄が見えます。
外食やコンビニ利用を週2回減らすだけで月数千円の節約になり、その分を先取り貯蓄に回すこともできます。
また、光熱費や通信費のプランは一年に一度見直し、浮いた分を貯金へ充当しましょう。
生活防衛資金として家賃6か月分を目標にすると、急な出費に備え、安心して対応することが可能です。
財形貯蓄やiDeCoを活用すれば、税制優遇を受けながら先取り貯蓄を自動化できます。
毎月の固定費を見直して浮いた分を『先取り自動振替』で貯蓄口座へ移すと、貯金が増えていきます。
防犯対策や生活の工夫で安心感を高める
モニター付きインターホンやスマートロックを後付けできる物件も増えています。
隣人へのあいさつを欠かさず、宅配は置き配ではなく対面受け取りにするなど日常の小さな行動が防犯意識を高めます。
また、帰宅が遅い日はタイマー式照明で在宅を装うことで、空き巣被害のリスクを減らせるでしょう。
家族と位置情報を共有できるスマホアプリを使えば、非常時の連絡手段にもなります。
さらに、マンション内の掲示板アプリ『ご近所SNS』で不審者情報を共有できれば、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。
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初めての賃貸物件探しから入居までの手順とポイント
物件探しは「開始時期」「情報収集」「内見・契約」の3段階に分けると整理しやすくなります。
スケジュールを逆算し、準備不足で希望物件を逃さないよう注意しましょう。
物件探しの基本的な手順を理解しておく
入居希望日の1か月半〜2か月前に情報収集を始めるのが目安です。
家賃・間取り・築年数・最寄駅を基準に検索サイトで候補を絞り、気になる物件は即日問い合わせます。
また、週末に人気物件が埋まるケースが多いため、平日の内見予約が取りやすいです。
可能なら平日夜に周辺を歩き、騒音や人通りを確認すると失敗が減るでしょう。
近隣の類似物件を確認すると、掲示家賃の妥当性が判断できます。
内見から契約・入居までは2〜4週間が目安
内見から契約・入居までの流れは以下の通りです。
●内見
●申込(身分証・収入証提出)
●審査(数日〜一週間)
●契約(敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料〈賃貸住宅向けの損害保険〉などを支払い)
●入居準備(鍵受取・引越し業者手配)
●引越し当日
この流れで約3週間が一般的ですが、繁忙期は業者が埋まりやすいため早めに動くと安心です。
火災保険料は年間1万〜2万円が相場で、補償内容は必ず確認しましょう。
入居初日から生活インフラを整えるため、ネットや電気・ガスの開始申込みは鍵の受け取り後すぐにおこない、特に予約が集中しやすい光回線は早めに手続きを済ませましょう。
立地や家賃、設備などの優先順位を明確にする
通勤・通学時間を短縮したいなら駅近を最優先にするなど、生活スタイルに直結する条件から決めましょう。
家賃は手取り範囲内に収めつつ、日当たりや防音性、スーパー・病院など生活施設の充実度を次点で検討します。
そうすることで、譲れない条件が整理できていれば、候補が複数あっても比較が容易になり、見逃しや後悔を防げます。
必要なら一日過ごす「お試しステイ」をおこなうことで、入居後のミスマッチを減らせるでしょう。
共益費や更新料を含む実質支払額を月割計算で比較すれば、契約後の出費も想定しやすくなります。
また、室内の遮音性能は隣室との境壁厚や床材の仕様で決まるため、担当者に確認しましょう。
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まとめ
初めての一人暮らしでは費用管理や家事、防犯などに対する不安が多く、事前の準備を万全にしておきましょう。
悩みに応じた対策を講じることで、安心して新生活をスタートさせることができます。
物件探しも進め方と注意点を理解しておくことで、理想の住まいに出会える可能性が高まります。
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(有)居植住
今治市を拠点に不動産業に従事して30年以上、これまでに多数の物件仲介・管理に携わってきました。居住用賃貸(戸建て・マンション・アパート)はもちろん、事務所や店舗などの事業用物件まで、地域の特性やお客様のライフスタイルに寄り添った提案を大切にしています。
地元今治で生まれ育った経験を活かし、踏み込んだアドバイスを心がけています。不動産は単なる建物ではなく、その先にある「人の暮らし」に深く関わるもの。だからこそ、親身な対応と誠実な情報提供を信条としています。
有限会社居植住では、今治エリアの不動産選びでよくいただくご相談内容をもとに、失敗しない物件選びのポイントや地域事情など、実務経験に基づいた実践的な情報をお届けします。
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